2008/06/09

NYT

“ ‘The Fragile’ ended me,” he said.

やっとトレントレズナーインタビューでてきました。
NYタイムズ
長いーそして未知の単語が苦しい
やたら時間かかちゃった
まあ、インタビューなんてんてなくてもいいと思うこともあるけど
今の彼は言いたいことたくさんあるかと。

いろいろわかったことがあって・・・
とりあえず、LAのおうちはまだ改装している
去年キッチンを改装して(なんか水浸しになったのがきっかけで)
そこから家全体に及んで、スタジオ以外は工事中
住んでないんだって また意味わかりません

音楽がタダなのにはいまだ承服しかねる(タダで配るけど)

スタジオのカーテンはバーガンディーのベルベット(ゴス)

インディになるのって、変な感じだった。うれしいけど。なにしよう?ってなった

サウル・ウィリアムズのレコードをフリーにしたのは、「失敗」だったけど
(ナイーブだったんだよね)でも、ファン層が広がったし、前のアルバムよりも収入があった
だから簡単に失敗とは言い切れないね

またライブのプロダクションにものすごいお金をかけている
ステージをインタラクティヴなひとつの楽器にしようとしてて、
ほとんどSFの世界
(毎度のようにがんがんプロダクションやってる)

冒頭に引用したけど。フラジャイル(3rd)で終わっちゃったよね(死んだよね)
って自分で言ってた。中毒がひどかったから。(ちょっとここ面白い)
今は仕事中毒。

人間関係で、どうやったらこんなふうに(仕事みたいに夢中になって)できるのかわかんない。家族いないしね。ほしいけど。なんかまだみたい。
今頑張れば、自分を誇れる、意味のあるものができる。金や名誉のためじゃなくってね。
(だからどんどん仕事中毒になってる)

とまあ、くだらないとこだけ抜粋しました。
また日本のメディアも取材するんじゃないかな。
ものすごーく才能がありそうなのに「まだまだ足りない」って声がずっとするらしい。
自分の作るものが時代遅れになっていくんじゃないかって恐れもあるし。
安心して作ればいいのになって、思う。

この人、楽器とか、アレンジとか、ほとんど何もかも一人でできるし
やたらコンピュータが好きだし
マーケティングも革新的だし
アートワークにもアイディア出して
ライブのプロダクションもやるし
ほんとさー。すっごい情熱だよ。才能と情熱とオタクのコラボレーションですよ。